木材腐朽菌MOG-A1菌のエリアに共生繁殖した
  放線菌MOG-H2菌
      
   木材腐朽菌の菌糸に放線菌MOG-H2が
   付着して繁殖している。

 根粒菌と共生している木材腐朽菌MOG-A1菌。

  桃色 根粒菌のコロニー。
  白色 木材腐朽菌MOG-A1菌の菌糸。
根粒菌と共生してコロニーを形成した
 放線菌MOG-H2菌。
  
   放線菌は根粒菌から窒素を調達している。

 ポリ乳酸プラ 不織布 テラマック (ユニチカ 製造)に
   木材腐朽菌 MOG-A1菌を生息させたものを、
   放線菌MOG-H2のコロニーに置いた3日後の状態。
    <白いコロニーが放線菌MOG-H2 宇井 清太発見分離))

   木材腐朽菌MOG-A1菌は多様な微生物を休眠させる
   能力を具備している菌であるが、
   この放線菌MOG-H2とは共生し、木材腐朽菌が生息している
   テラマックにMOG-H2菌は繁殖している。

   放線菌MOG-H2は木材腐朽菌MOG-A1菌の菌糸のキチンを
   エサにして繁殖し、その後ポリ乳酸プラ テラマックを食べて
   土壌に還す。


     放線菌MOG-H2は、最初からポリ乳酸 プラを分解する
     には緊密度が低いために分解速度が遅い。
     菌密度を超速で高めるために、木材腐朽菌MOG-A1菌の
     キチンをエサとして与え繁殖させ、その後に分解させる。

     MOG-A1菌は0から5℃の低温でも、他の木材腐朽菌に見られない
     活性を持ち大繁殖する。
     この低温繁殖力を利用すれば、寒冷な土壌でも、
     放線菌のエサになるキチンを多量に生産できる。

     更にMOG-A1菌は多様な植物病害菌を「不活性化」「休眠」
     させることから、同時に減農薬、完全無農薬栽培が
     可能になる。 
      
自然界における木材腐朽菌(菌根菌)、放線菌、根粒菌の共生の研究はほとんどない。
圃場と自然の土壌微生物生活、社会、菌ネットワークの研究は、研究室内ではできないことから、
複雑系の土壌内の姿は、現在の科学では解明することは殆ど不可能化かもしれない。

植物と菌との関係は、次第に部分的に解明されてきているが、菌と菌が共生していることが知られてきている。
この関係、共生は自然の奥深いところで密やかに行われており、それが植物との関係において、
どのように結びついているのか・・・不明なことがほとんどである。

その中で、日本再生循環緑化研究所宇井 清太は、大豆根粒に共生する多様な微生物の中から、
木材腐朽菌(菌根菌)、根粒菌、放線菌が密接な共生関係を構築していることを発見した。
自然界における「炭素循環」「窒素循環」をこれらの菌は菌ネットワークの中で行っていると考えられる。
根粒菌とマメ科植物は良く知られている共生である。
菌根菌 ラン菌とラン科植物の共生も知られている。
しかし、ラン菌と空中窒素固定細菌との関係は殆ど知られていない。
放線菌との関係も知られていない。
空中窒素固定細菌と放線菌との関係も知られていない。

大豆根粒の表皮には、木材腐朽菌 放線菌 根粒菌、、が生息している。
木材腐朽菌と放線菌は「分解菌」 
根粒菌は空中窒素固定菌、この組み合わせは、この菌社会は何を意味しているのか。
大豆と・・・土壌とどうのように関係しているのか。

大豆根粒表面に生息している多様な微生物を培養し、
木材腐朽菌MOG-A1菌との共生関係を調べたところ、
木材腐朽菌MOG-A1菌と「根粒菌」「放線菌」が共生していることが分かった。(右写真参照)
他の微生物は、MOG-A1菌の抗菌作用によってコロニーを作ることはなかったが、
根粒菌、放線菌のコロニーにMOG-A1菌の菌糸が伸びて、複雑系コロニーを形成した。
このことは、土壌の中で、木材腐朽菌を頂点とした菌社会が形成されていることを示している。
菌の三者共生である。
木材腐朽菌と放線菌の抗菌力で、自然界の土壌は「浄化」されていると考えられる。

農業の圃場には「木材腐朽菌」がほとんど生息していない。
放線菌(細菌)では、糸状菌病害菌に対して抗菌力が弱く、
有機農法で「無農薬栽培」が出来ないのは、放線菌に頼っているからである。



マメ科植物が生息していない土壌での「根粒菌」は、何処から炭素を調達しているのか。
自然の窒素の欠乏している土壌の中で、木材腐朽菌、放線菌は何処から窒素を調達しているのか。
空中窒素固定細菌、根粒菌から調達しているのではないか。
空中窒素を固定するのは「雷」「オーロラ」も行う。
雨水に含まれる「尿素」も、昆虫などの動物死骸、排泄物由来の窒素などと共に、
木材腐朽菌、放線菌は空中窒素固定菌と共生することで、更に多くの窒素を得ている。
マメ科植物の自生している場合は、
根粒の表面で、炭素と窒素の調達が行なわれているのではないか。
根粒の表皮は、窒素が移動できるように維管束が発達した構造になっている。
この細胞を通して、木材腐朽菌、放線菌は繁殖に必要な窒素を調達している。
窒素の問題は圃場では問題にならない。
人間が肥料を施与しているからである。
根粒菌が固定する窒素が木材腐朽菌、放線菌に利用されているという知見はほとんどない。
根粒菌が固定する窒素は植物に利用される…という知見がほとんどである。
共生植物の生息していない土壌での根粒菌が繁殖するエネルギーの調達。
木材腐朽菌と共生することで可能である。
木材腐朽菌が枯れ葉から作るブドウ糖、ピルビン酸。
これを炭素源として生存繁殖しているのではないか。
放線菌は根粒菌から窒素を調達し、木材腐朽菌のキチンを、有機物のセルロースを食べて生きている。
こういうことが、土壌内で行われている。

なぜ、こんな社会が営まれているのか。
多様な菌から勝つためである。
植物をも巻き込んでの権力闘争である。
植物は巧妙に病害菌防御に、この木材腐朽菌、放線菌、空中窒素固定細菌のネットワークを利用している。
自身の枯れ落ち葉を利用して・・・。
植物の株元のエリアに、この菌ネットワークを構築すれば、土壌病害菌、空中から落下する・・・
空中浮遊病害菌胞子の発芽を・・・木材腐朽菌、放線菌の抗菌力で抑止できる。
この抗菌力は、炭素と窒素が必要である。
枯れ落ち葉の炭素、空中窒素固定細菌の窒素。


この菌社会を「生分解プラ」の廃棄物に構築して、圃場に投与することによって、
大自然界の無病のエリアを・・・圃場に作ることが出来る。
生分解プラは炭素化合物。
「枯れ落ち葉」の代わりになる。
少量の肥料で作物が作れる土壌にすることが可能である。
「生分解ブラ ポリ乳酸プラ」を分解する菌は「放線菌」
木材腐朽菌、根粒菌を繁殖させることで放線菌を大繁殖させることが出来る。
それが・・・・ポリ乳酸プラの廃棄物を分解し、圃場を病害菌の生息しない圃場にする。



 日本再生循環緑化研究所で
   木材腐朽菌、放線菌、根粒菌の混合溶液の開発を行っています。
   








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木材腐朽菌(菌根菌)、放線菌、根粒菌の
                共生についての考察


 
菌の三者共生によるポリ乳酸プラ 廃棄物分解について

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